家族葬について

家族葬とはなんですか?
ご家族・ご親戚や親しいご友人など、身近な方々でお見送りするプランです。故人様との最期の時間を縁のある方々とともに偲び、感謝を伝えるご葬儀です。
詳しくは「葬儀プラン」ページをご覧ください。

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家族葬と一般的なお葬式の違いはなんですか?

JA葬祭の考える「家族葬」と「一般葬」の一番大きな違いは、告知の範囲の指定をするかしないかです。
JA葬祭の家族葬では、告知する範囲は3通りあると考えています。

①⇒お亡くなりになられたご本人様と生計を共にされたご家族のみで行う。(概ね1親等までの方)
②⇒①にプラスして2~3親等までのご親族へ告知して参列いただく。
③⇒②にプラスして、お亡くなりになられた方と特に親しかった方に告知し参列いただく。


上記①~③は何れも家族葬ですが、告知する範囲を指定していることに意味があります。


長野県内では、亡くなられたことを新聞のお悔み欄へ掲載するケースが多いですが、近親者のみで執り行ういわゆる「家族葬」は告知しないケースが多いです。ただし、執り行った事を事後告知するケースはあります。


家族葬と密葬は同じですか?

近年では「家族葬」を会葬者以外に告知せず行うケースが多いため、「密葬」に類するものと捉えられるケースが多いですが、厳密には「密葬」と「家族葬」は異なります。(家族葬の詳細は「葬儀プラン」ページへ)
家族葬は、その葬儀を終えた後も、故人にゆかりのあった人やご近所に改めて通知して葬儀を行うことはしません。
一方の密葬は、近親者のみで執り行った後に広く死の事実を告知し、「(本)葬儀」を行うことを前提として行います。

密葬とは本来、年末年始に亡くなられた場合、正月明けの落ち着いた頃に「葬儀」を行うことを前提として、一先ず近親者のみで執り行う葬儀の呼称です。


また、年末年始等に限らず、会社の経営に携わっていた方や著名な方、地域でご活躍されていた方等、多くの参列者が予測される場合には、関係者への告知の必要や、葬儀の準備期間がかかるため、1か月~3か月ほど設ける必要があります。その際、近親者のみで一旦葬儀を行うことを「密葬」とします。


密葬という響きから「秘密にして行う葬儀」というイメージがあるかもしれませんが、「密葬」とは本来、その後に広く告知して行う「本葬儀」を執り行う前提で近親者のみで行う葬儀のことを指します。


なおここでいう「本葬儀」は会社が執り行う『社葬』、喪家と会社が合同で行う『合同葬』などがあり、そのやり方もは宗教者をお呼びして執り行う場合もあれば、自由に組み立てるお別れ会的な内容のものもあります。


※何かしらの宗派に属されている場合は、宗教者へも相談されることをお勧めいたします。私どもスタッフが同席してご相談することも可能です。


新聞のお悔み欄に「近親者のみで済ませました」というケースをよく見かけます。掲載しなければなりませんか?

近親者のみで執り行う、いわゆる「家族葬」を行った場合、新聞に載せるか載せないかはご家族でのご判断となります。新聞に載せるということは、その事実を知った故人の知人やご近所の方々などが、後日お参りにいらっしゃることもありますので、その対応や御礼の準備を考慮することが必要です。


家族葬を行うメリットとデメリットはありますか?

<家族葬のメリット①> 故人とゆっくりお別れができる
大切な方との最期の時間がご家族だけで気兼ねなく過ごすことができます。
一般的なご葬儀では、ご近所の方や会社関係の方、故人とゆかりのあった方が参列し、様々なことに気遣いしてしまい、なかなか故人を偲ぶ時間が取りにくいものです。また、参列者等への接待や気遣いで、思いのほか心労も重なります。


<家族葬のメリット②> 希望が叶いやすい
ご葬儀に対しての希望がある場合、慣習等にとらわれ過ぎず、ある程度自由にご葬儀を組み立てることも可能です。特定の宗派に属されている方は、宗教者へのご相談も必要です。


<家族葬のデメリット①> 持ち出しの費用負担が大きい
家族葬の場合、ご葬儀の費用は一般的なご葬儀と大差無いケースが多いです。ただし、人数分のお料理や返礼品の数量が必要なため、全体的な費用としては多くなります。その反面、ご香典という「収入」があるため、施主様の持ち出しは少ないです。家族葬は、ご家族以外に参列される方の人数が少ない為、香典という「収入」は一般的なご葬儀よりも少ないことが多いです。


<家族葬のデメリット②> ご葬儀後にお参りに来られる方への対応(※)
家族葬を行った場合、亡くなったことを後から知って、ご自宅へお参りに来られる方もいらっしゃいます。「なかなか家を空けることもできず、大変だった」というお客様もいらっしゃいます。最近では、家族葬を執り行った後に新聞のお悔み欄へ載せるケースも多くみられ、このようなお悔やみ欄への配慮も必要です。本来は、家族葬は告知をする範囲を限って行う葬儀のため、事前事後ともにお悔み欄への掲載はしないものです。


※家族葬は一般的に広く周知されるようになりましたが、参列されなかったご近所の方や亡くなられた方と縁のあった方の中には、お参りに行ってよいかのか分からず、戸惑いを抱かれる方も多いのは事実です。


家族葬は専用ホールでないとできませんか?

JA葬祭では、どのホールでも家族葬・小規模葬を承る施設がございます。詳しくはお近くのJA虹のホールへお問い合わせください。


また、家族葬は菩提寺やご自宅等でも行うことが可能です。ただし家族葬とはいえ、人数が多くなるケースもございます。概ね30名様位までの規模とお考えください。


※家族葬でも概ね30名以上の場合は一般葬を行う式場で(一般葬儀のプランで)執り行うこともございます。人数が概ね30名様以上の場合でも、告知の範囲を"ご家族(親族)"にとどめている場合は『家族葬』となります。

家族に負担をかけたくないのですが、葬儀はいくらくらいかかりますか?

ご家族、特にお子様に「負担をかけたくない」とお考えの方は多くいらっしゃいます。ほとんどの場合、金銭的なことをご心配してのことと思います。JA葬祭では事前にご葬儀の費用がどれくらいかかるか、お見積りをご提示することが可能です。何度でも、無料で対応させていただきます。


実際には、ご家族への「負担」は金銭面に限ったことではありません。大切な方を亡くす心の負担の方がよほど大きいものです。だからこそ、もしご葬儀に対してのご希望や想いがある場合は、しかるべき方へ事前にお伝えしておくことをお勧めしています。エンディングノートのご用意もあります。


亡くなられた方の生前のご希望を叶えてあげることは、残されたご家族・大切な方にとって、心の負担が少しだけ軽くなる方法の一つだと考えます。

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