虹のホールみゆきにて
M様の家族の一員、黒猫のTちゃんが18歳の生涯を閉じ、虹の橋を渡りました。6月に入ってから食欲が落ち始め、毎日点滴に通う日々。日に日に痩せていくTちゃんの姿を見るのは、本当に辛い時間だったそう。
Tちゃんと過ごした18年の日々は数えきれないほどの思い出を作ることができたのでしょう。「最後の猫になるかなあ。特別に思い入れがある子なので、、、」と、話してくれたご主人。言葉がつまり涙をこらえているようにも見えました。
寂しい時、そっと寄り添ってくれるぬくもりや、うれしい時にパタパタ動かす黒くて長い尻尾。丸まって眠る幸せそうな姿、、、優しい時間を共に過ごすことができました。
火葬を終え、最愛のTちゃんの姿が形を変えたお骨のかけら。娘さんはそのかけらを一つ一つ大切に拾い上げていました。そして収骨が終わると、小さな骨箱をぎゅっと抱きしめていらっしゃいました。たくさん涙を流して別れを惜しんでくれて、Tちゃんは本当に幸せな猫ちゃんでしたね。
Tちゃんとの思い出を大切に、お元気でお過ごしください、とお声をかけお見送りさせていただきました。