JA虹のホール松代にて
優しいお人柄が滲み出るようなK様と奥様の愛犬のRちゃんは、薄茶色の柔らかな毛並みとダックスフンドらしい短い手足、そして愛らしいぽっちゃりとした体形のとても可愛らしい子でした。
Rちゃんは今年の8月頃から闘病生活を始め、この数か月間、小さな体で本当に苦しい思いをしましたね。同時にその姿を見守り続けたご主人様と奥様も、どれほど辛く胸を締め付けられる日々だったことでしょう。
お二人の静かな生活に、賑やかな彩りと温もりを添えてくれていたRちゃん。旅立ちの寂しさは計り知れないものがありますが苦しかった闘病から解放され、安らかになったRちゃんのお顔を見て、お二人のお顔には張り詰めていたものが少し緩んだような、「ほっとした」表情も垣間見えました。
火葬を終えお見送りの際、まだ経験の浅い私どもの若いスタッフに対し「ありがとう」「頑張ってね」と、ねぎらいと励ましのお言葉をかけてくださった優しい奥様。その温かいお心遣いに、スタッフ一同胸が熱くなりました。
Rちゃんがくれたたくさんの幸せと、奥様とご主人様からいただいた優しさを胸に、私どもはこれからも精一杯お手伝いをさせていただきます。
Rちゃん、たくさんの愛と彩りをありがとう。安らかに眠ってくださいね。