虹のホールみゆきにて
北信濃の美しい風景の中で、ご家族の歴史をずっと見守ってきたワンちゃんが、虹の橋を渡りました。
写真屋さんのご主人と奥様そして娘さん、代々ワンちゃんと生活されてきたご家族にとって、かけがえのない存在だったコーギーちゃん。特にまん丸のおしりがキュートでしたね。
お別れは突然で、心にぽっかりと穴が開いたような寂しさ、悲しさに襲われます。思い出のお話を伺った時、言葉を詰まらせたご主人。「愛犬との別れにこんなに動揺するなんて...」とおっしゃっていたそのご様子は、どれだけ深い愛情を注いでこられたかを物語っていました。
お見送りには、色とりどりのお花と、大好きだったおやつが並べられました。そして、元気だった頃の笑顔のお写真も添えられて。「ありがとね。」と涙まじりにつぶやいた娘さんのお姿が印象的でした。ご家族に見守られ、コーギーちゃんは秋晴れの真っ青な空へと、穏やかに旅立ちました。
一緒に過ごした時間は、宝物そのものですね。ご家族の深い悲しみが少しでも癒えるよう、心からお祈り申し上げます。K様、遠くまでご足労いただきありがとうございました。